「ふくやくセミナー」では、毎回、様々な分野の医師から専門的なお話をしていただき、
ご参加の皆さまに定期アンケートを実施しています。
先日のふくやくセミナーでは、糖尿病についてのセミナーを実施しました。
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第57回 ふくやくセミナー
平成31年1月26日（土） 協和発酵キリン 九州支店 会議室
15：00～16：30「新薬の登場と糖尿病治療の進歩 ～福岡糖尿病見聞録～」
講師：九州大学大学院 医学研究院 神経内科学 今村 友裕 先生
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＊糖尿病全体について、新たな知識を習得することができ、とても勉強になりました
＊今までの知識の復習ができました
＊インスリンに対する考え方、糖尿病に対する考え方について新しい考え方を教えていただきました
＊自分の不得意なDM分野で使い分けや特徴について学べた
＊薬物治療だけでなく、DMの合併症状や薬剤選択、周術期の管理など、臨床現場の現状が分かりやすく解説されていた
＊新たに糖尿病薬について再確認になった
＊治療の現状が大変よく分かりよかった
＊糖尿病薬の歴史に沿って等、分かりやすかった
＊処方意図が解り、服薬指導に役立ちそうだと思った
＊医師から見た実際の薬剤の特徴を知ることが出来た
＊薬の使い方、処方の決め方、薬の特性を聞いて参考になりました
その他、貴重なご意見もいただきましたので、今後のセミナーに活かしていきたいと思います。
今回は
「定年制度と転職」について、みなさんにお聞きしました
。
まずは
「定年制度」についてお聞きしたところ
大半の勤務先が「定年制度」を設けており、その中でも定年制度を60歳まで設けているようです。
「定年後もお仕事を続けたいか」の質問については、大半の方が「続けたい」という意思を持っており
「同じ職場で再雇用」、「新しい職場に転職」という声が半々の結果となりました。
また、定年後も再雇用を考えている方が多くおられる中で、「再雇用されるか」や「お給料面」で
気なっている方が多いという結果が出ており、なかには「面接対応」について聞きたいという声もありました。
次に、
「転職」についてお聞きしたところ
転職経験のある方が７割以上という結果が出ました。
さらに、その転職経験のある方から詳細をお聞きしました。
まずは、
「キャリアチェンジのカタチ」についてお聞きしたところ
今までの経験を活かして転職された方と、病院から薬局、薬局から病院というように
新しい環境でキャリアチェンジに挑戦された方と半々の割合で結果が出ました。
次に
「転職を決められた際に、誰に相談されたか」についてお聞きしたところ、
このように、3分の１の方がキャリアコンサルタントに相談されたという結果が出ました。
「キャリアコンサルタントに期待すること」についてお聞きしたところ
半数が「求人情報」について聞きたいという結果が出ました。
次に「年収の交渉」について聞きたいという声が多かったようです。
まだ身体が元気なうちは働き続けたい、薬剤師として生涯医療に関わる仕事をしていきたい、
余裕ある老後を送るため、貯蓄のために働きたいなど、定年後も働き続ける理由はその方それぞれに異なります。
薬剤師の定年は、一般的には60歳ないしは65歳と設定されていることが多いようですが
昨今では定年制の廃止や定年年齢の引き上げも検討されており、60歳以降の働き方も多様化しております。
現在の職場で再雇用される方も少なからずいらっしゃる一方で、
定年を機に転職やキャリアチェンジを検討したいという方も多くいらっしゃる状況ですが、
60歳以降の求人情報はまだまだ限られており、なかなか自身の希望に合う転職先を見つけるのは、難しいといわれています。
先輩や同僚、友人からの情報だけでなく、キャリアコンサルタントへの相談なども上手く活用して
日頃から情報収集を進め、自分が今まで培ってきた経験とスキルを活かせる職場を見つけ、活躍し続けたいですね。
次回2月のセミナーは地域包括ケアシステムについてのお話をしていただきます。
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第58回ふくやくセミナー
「地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割」
